一日が速すぎる

一日があっという間だ。


学校へ行って 


帰ってきて


火曜と日曜の夜はトライさんが来る。


その他の曜日は塾だ。


10時ころ帰ってきて一旦睡眠をとってから、起きて2時頃まで勉強の日々だよ。


お陰様で、無事に私立は合格


後は、憧れのS高校へ向けて一直線だ。


皆、頑張ってるかい


ぼくは、悔いのないように頑張るよ。


おじいちゃん、塾の送り迎えいつもありがとう。


おばあちゃん、いつもご飯作ってくれてありがとう。


おかあさん、トライさんと塾のお金、高いのにありがとう。


おとうさん、あの世から見ててね。お父さんの分まで頑張るからさ。

滑り止めはO大学付属高校だ

家族ってありがたいけど、めんどくさいよね。


滑り止めを受けるのにもバトルだよ。


おじいちゃんとおかあさん。


もう、ぼくがS高校を落ちた提で話が進んでますけど。。。


どこのコースを受けるかだ。


おかあさんはあんなに普通コースで良いって言ってたのに今ではスーパー特進を受けろ


っていうんだよ。


スーパー特進  特進  普通  コースがあるんだけど。


スーパー特進が落ちでも特進でストップするらしい。


おかあさんは欲張りだねぇ


でも、ぼくは決めている。特進を受けるよ


ごめんね、おかあさん。

やってくれたね おかあさん

はぁ~ 今日は大忙しの日だ。


朝から、高校巡り


夜からは塾だよ。


気が重いけど塾へ行くよ


ぼく  こんばんわ


横ちゃん先生 おい ちょっとこっち来い


何 何 何 びびる


なんか過去問置いてあるし 


どこのか見るとH県立大学付属高校の過去問⁉


なんで横ちゃん先生が知ってるん


横ちゃん先生  お前は本当はどこの高校に行きたいんだ?


と優しく聞いてくれた。


ぼく  S高校です。


横ちゃん先生 よし、分かった。そしたらこのH県立大学付属高校の過去問捨てる


と言ってゴミ箱へ捨てた。


横ちゃん先生 明日から毎日、塾へこい。塾で勉強だ いいか。S高校へ向けて


       一緒に頑張ろう。


ぼく    はい。  一体どうなってるんだ?



どうやら、お母さんが横ちゃん先生に電話したみたいだ。


やっぱりね。


H県立大学付属高校の推薦をしてもらえそうなのに、本人がS高校かN高校かって言って


るんです。せっかく、学校に無理行ってH県立大学付属高校の推薦もらえそうなんです。


横ちゃん先生 おかあさん、確かに世間的にH県立大学付属高校の方が良いですが


本人がどこへ行きたいのかが一番です。私が今日、確認してみますので。


とのことだったらしい。


流石、根回し上手なおかあさん。


明日から 学校終了後、毎日塾だよ。